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介護事業成功の秘訣 経営者になるための覚悟と準備を

介護事業で経営者として成功するための、
介護業務以外で必要になる経営業務でのヒントをご紹介いたします。

介護事業をはじめれば成功する時代は終わった
ここ数年、介護事業所は激増しています。弊社でも、昨年度、31件の新規開業コンサルティングを行い、今年度も既に3件の新規開業コンサルティングを行っております。

これまでの私どもの経験から、介護事業をはじめればだれでもそれなりに成功するといった時代はすでに終焉し、後10年もすれば、過当競争時代に突入し、開業しても、半分以上は、経営的に厳しい状況に追い込まれるのでではないかと考えております。 したがって、開業を考えられている方々は、来るべき時代を見据え、それなりの気構えをもって新規開業の準備をしなければなりません。開業の動機は、「自らが目指す介護を実現したい」、「このままでは、将来が不安」、「現在の勤め先の人事に対する不満」など、さまざまであります。

しかし、開業するということは、経営者になることであり、それなりの覚悟と準備をしておかなければなりません。介護業務だけやっていればすんだ時とは違い、労務管理、財務管理など今まで経験したことのない未知の世界とも取り組まなければなりません。
新規開業不安材料ベスト3
介護事業の新規開業を思い立って相談に来る方々の心配事ベスト3は、次の3つです。

1. 顧客が順調に集まってくれるのか
2. 担保はないけれど、果たして融資してくれるのか
3. スタッフは、自分のいうことをしっかり聞いてくれるのか

したがって、開業に踏み切るまで間に、少しでも心配事が少なくなるように準備をおろそかにしてはなりません。
差別化する介護サービスコンセプトの確立
開業後の最大のストレスは顧客がなかなか増えず、経営が軌道に乗らないことです。

利用者さんにはすでに利用している介護事業所があることが大半です。その利用者さんを自分の介護事業所を利用してもらうようにするには、引きつける何かがなくてはなりません。
そのためには他事業所と差別化された介護サービス理念やサービス内容(コンセプト)の確立が必要になります。差別化されたコンセプトというと、既存の介護コンセプトをイメージしてしまいます。ここに、大きな危険が潜んでいます。
はやっている事業所でイメージをつかむ
事業所を利用する利用者の本当のニースを知る最良の方法は、既に開業している先輩(できるだけサービス内容が同じ)の事業所をいろいろ見学し、現場の生の声を聞くことです。そうすると、はやっている事業所の介護コンセプトがみえてきます。
そうすると何を自社としていかに特徴を出すべきかがわかってきます。同時に、開業前の思惑と開業後の実際との違い、サービスの在り方、設備や内装における失敗談、スタッフ教育の方法や苦労話なども聞き出すようにしてください。
失敗事例も貴重な情報として
もちろん、成功している事業所だけでなく、あまりはやっていない事業所からの情報入手も大切です。成功している事業所は例えば10個の要件を満たしているから成功しているとすると、5〜6の成功要因がわかってもとしても、本当に成功する方法を理解したとはいえません。
しかし、失敗した要因が1つでもわかれば、同じ失敗は繰り返さなくてもすみます。こうした現場の声を聞きながら自分にあった介護理念やサービス内容を具体的に固めていき、ある程度固まった時点で、開業の目的、経営目的、介護コンセプトを書面にしっかりしたためるようにします。 そうすると、おおよその設備投資額の大きさもわかり、開業時点で作成するHPのコンテンツも自信をもって作成できるようになります。
絶対必要な家族の協力
家族、特に奥様の支援は絶対不可欠であります。開業を思い立っても、勤務していると時間を拘束されているので、なかなか思うように開業準備が進みません。開業資金にしても奥様の協力が無くては、目標の金額を貯めることもできません。
また、融資を受けるには担保物件の提供や保証人も必要になるため、奥様の実家の協力も必要になることもあります。さらに、開業後も、内部管理は奥様の支援が必要とされるケースがよくあります。ご夫婦がよく話し合い、合意の上で、開業に踏み切ることが成功への必要条件といえます。内助の功というか、開業すれば経理やレセプトの知識も必要になるということで、密かに専門学校に通っていた奥様もいます。
開業コンサルタントを上手に使う
新規開業した方々のうち約7割が、何らかのコンサルタントを利用したというデータあります。開業に詳しい、実績が豊富で、信頼できるコンサルタントなら、ご自分一人で準備するより効率よく、的確に必要な開業業務をスケジュール通り進めてくれます。
途中で判断や意思決定に迷ったときも、適切なアドバイスが受けられるので大きな支えにもなります。しかし、実績が豊富で、信頼できるコンサルタントであっても、開業地の選定は、必ず自ら見に行き、自ら周辺の住民から聞き込みを行い、またライバルになると思われる事業所の実態をつぶさに観察しなければなりません。
そのうえで、実施しようとしている介護コンセプトで、自信と確信を持って開業できるか判断する必要があります。
器械の選定、内装設備の要望などは、ご自分でイニシャティブを持ち、コンサル料については、最初にしっかり決めておき、曖昧にしてスタートしないことが上手にコンサルタントを使うポイントです。
成功している事業所の特徴
1. 苦労はあるが絶対成功するのだという強い意志があること
2. 素直であること
3. プラス思考であること
4. 勉強好きであること
5. しっかり開業資金を貯めていること
利用者・スタッフの評価が成功へのポイント
経営がうまくいくか、いかないかは、利用者さんやスタッフからご自分がどのように評価されているかにかかっています。
評価は1日でできるものではなく、毎日の積み上げから生まれてくるものです。したがって、何よりも人間的な魅力の向上に努力していくことが大切です。利用者さんや職員から惚れられるような人間になれれば成功は間違いありません。
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